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93件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2016-03-10 第190回国会 参議院 文教科学委員会 第2号

教職課程、まず全体でございますけれども教員としての最低限必要な知識技能をまず学ぶということ、それから各教科の専門的知識指導法のほかに生徒指導進路指導など、学ぶべき内容はかなり広範的多岐にわたるということ、それから大学における教員養成原則開放制教員養成原則というものは各大学自主性自立性を生かした教育が求められること、こういったことから発しております。  

小松親次郎

2012-03-28 第180回国会 参議院 文教科学委員会 第4号

現在の開放制は私は堅持をしていくべきだと、歴史的な背景を見ても、これをやっぱり見直すことは難しいというふうに思いますけれども、その上で、本当に意志のある学生免許取得をし教員になってほしいというふうに思います。  その理由に、やっぱり現場での教育実習の負担というのがどうしても気になるんです。

斎藤嘉隆

2009-11-17 第173回国会 参議院 文教科学委員会 第2号

開放制の下で育てられた教師たちが五〇%以上を担っていたというのが現実でございました。そして、戦後、ある方向に、言わば全体主義的な形に国が一つ教育指針を作ってしまうよりも、多様な教師をつくる方が民主主義的ではないかということで開放制が導入されたということもまた歴史の事実であったろうと思います。  

谷岡郁子

2007-05-31 第166回国会 参議院 文教科学委員会 第16号

これは開放制すなわち参入主体の制限が少ない制度が定着してきたことの表れですが、注意すべきは、ここで参入してきた一般大学の大半が文学部教育学科初等教育専攻だということです。当然、入試、カリキュラム、入学・卒業判定教員人事などはすべて文学部教授会で決まります。こういう一般大学のシェアが増してきて、現在では小学校教員の新採用に占める割合養成系出身者と拮抗しております。

岩田康之

2007-05-31 第166回国会 参議院 文教科学委員会 第16号

ちょっと私の考えといたしまして、基本的にはやっぱり現在の開放制教員養成というのは大切だというふうに思っています。これは、たとえ一けた多い教員の供給がなされているという実態があるにしても、豊富な人材教育界に向ける手だてとしては非常に有効だろうというふうに思っています。ですから、この教師予備軍といいますか、教育に関心を持つ市民というのは今後も大事だろうというふうに思います。

岩田康之

2007-05-07 第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第7号

なお、教職大学院を重視していくことは、教育学部以外の学部出身者でも現在は教員になれるという開放制を必ずしも否定するものではありません。一般学部を卒業された方でも、教師になりたいと考えて、大学院に二年間入っていただき、一般免許状取得していただくという選択もしっかりと確保していきたい、そのように考えておりますので、御理解ください。

田島一成

2007-04-26 第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第5号

それから次に、教員養成大学その他のことでございますけれども嶺井参考人開放制のことを申されました。私立大学におりますと開放制ということは非常に敏感に感ずるわけでございますが、私は、率直に言いまして、開放制というものは堅持すべきものだけれども、節度ある開放制というものを常日ごろ主張して、また物にも書いているということが一点でございます。  

高倉翔

2007-04-25 第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第4号

今、開放制といいまして、八百ぐらいの大学教員養成課程があり、いわゆる資格を取るという意味ではさっきおっしゃった数字。そして、今現在でいえば、教員免許を持つ方は多分五百二十五万人ぐらいいらっしゃいます。実際先生をしているのは百万人ぐらいですから、そういう意味では相当の差があるんです。  

藤村修

2007-04-25 第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第4号

大事なのは六年制と我々は最初に打ち出して、ただ、現状、今、開放制で、各大学教員養成課程が四年で、八百以上もあるということからすると、六年制にいきなりしなさいというのはこれこそ実際的でないものですから、教員養成修士にその後行っていただく。  何より大事なのは、さっきも申しましたように、五年目に、四月から翌年三月までの一年間、例えば小学校の学級の副担任などとして現場実習をそこでしていただく。

藤村修

2007-04-17 第166回国会 衆議院 本会議 第23号

我々も教員養成についてはいわゆる開放制を考えております。ただ、現在、全国で約八百ぐらいの教員養成大学があります。先ほど伊吹大臣答弁にもありました、それらがマンネリ化しているといいますか、教員養成課程を持つそれぞれの大学にもやや問題があることは中教審からも指摘されているところでございます。  基本理念としては、教員には高い資質、能力を求めたいという気持ちがございます。

藤村修

2007-04-11 第166回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号

開放制全国八百大学ぐらいがそれぞれ養成できるとされていますが、開放制自体はいいんですけれども、やはり養成のところで、まさに基本的資質の部分を大幅に上げるというので、我々は修士六年と言っていますが、こういう考え方をいずれまた提示させていただいて、議論をさせていただきたいと思います。  本日は、ありがとうございました。

藤村修

2006-06-14 第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号

そして、今日、開放制教員養成原則をとっておるわけでございますので、ともに四年制である教員養成系大学学部一般大学学部、それぞれの特色を発揮して多様な人材教育界に送り出していただこう、この考え方開放制をとっております現状からすると、今直ちに六年制に移行するというのは難しいことはもう委員御存じでありますが、今後の検討課題として、研究をしていく必要がある課題と認識せざるを得ない。  

小坂憲次

2004-05-27 第159回国会 参議院 文教科学委員会 第20号

俗に言う師範タイプへの反省から、戦後の教員養成というものは教育学部などに限らず幅広い人材を受け入れ、開放制が採用されてきておると思うんでございますが、全国各地師範学校新制大学に移行をしてからも地域教員養成の中核として大きな役割を果たしており、各都道府県に設置をされております教員養成系大学学部の輩出する人材の多くがその地域教員へ採用されておるわけです。

草川昭三

2002-07-03 第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号

岸田大臣 我が国におきましては、教員養成学部以外の一般学部でも、一定の要件を満たし、課程の認定を受けることにより教員免許状を付与することができる開放制教員養成の仕組みをとっております。多様な人材教育の場に採用するということに役立っていると思っております。また一方で、この教員養成学部専門性のある魅力ある教員養成するという意味で大きな役割を果たしております。

岸田文雄

2002-05-23 第154回国会 参議院 文教科学委員会 第10号

やはり教員養成の在り方も含めて、これまでの教員養成の、大学における養成原則とする、あるいは開放制という、この二つ原則で戦後ずっとやってこられた日本教員養成制度が、先ほど局長の御答弁もいただきましたが、日本教育水準、あるいは教職に対する社会的な信頼性というものの水準は世界的にも高く評価されている、そのことの根拠に、根拠といいますか、背景にこれがあると思います。  

神本美恵子

2002-05-23 第154回国会 参議院 文教科学委員会 第10号

もっとも、特別免許状においても、あらかじめ学識経験者等から意見聴取が課せられておりますし、その必要な知識技能、あるいは識見等につきましてもしっかりと審査するものでありますから、こうした特別免許制度においてもこうした先ほど申しましたような専門性は重要だと思っておりますが、やはり原則は、先ほど申しました大学における教員養成開放制こうした原則に基づくしっかりとした専門性を大切にしなければいけないという

岸田文雄

2002-05-23 第154回国会 参議院 文教科学委員会 第10号

○副大臣岸田文雄君) 御指摘のように、現行教員免許制度大学における教員養成やあるいは開放制というものを原則にしているわけであります。  その大学における教員養成原則になっている趣旨、これは教職専門性を身に付ける上で、最高学府である大学において、他の社会に出る人々と共通の教養の上に教員として必要な専門的な知識経験を習得させることが適当ということで考えられたものであります。

岸田文雄

2002-04-19 第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号

また、開放制免許制度は、教員組織を多様なものとして活性化することを目的として、教員養成を専門的に行う大学だけではなくて、一般大学においても免許状取得を可能にしたものでございまして、教職専門性と幅広い人材の確保との調和のもとに制度化されているものであることは御存じのとおりでございます。  

遠山敦子

1998-06-03 第142回国会 衆議院 文教委員会 第16号

一 教員養成における「開放制原則を堅持し、教員養成系大学を含む教員養成を行っている全ての大学学部における教員養成に係る諸条件に十分に配慮し、一層の充実に努めること。  二 教員養成における大学学校現場との連携を積極的に推進すること。特に、教育実習への参加を希望する学生は、総てその機会を得ることができるよう、また、充実した実習指導を受けることができるよう、引受け先学校への支援に努めること。

富田茂之

1998-05-27 第142回国会 衆議院 文教委員会 第14号

ただ、これは戦前は御承知のように師範というような形で、主として師範を出た人が先生になるというある程度限定をされた姿でしたが、戦後は開放制という形で、もちろん教育大学等々もありますが、そうした特定大学ではなくて、どこの大学で学んだ人も教員免許を取れる、もちろん一定カリキュラムを経て、こういうことになるわけでありまして、今回の改正によりまして開放制原則を変えるというつもりは全くございません。  

町村信孝

1998-04-16 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第15号

国務大臣町村信孝君) 先ほども他の委員の方の御質疑で申し上げましたが、この開放制というものは、特に今委員指摘のように中学、高校で大変大きな比率を占めておりますし、小学校でも一定割合を占めているということからいたしましても、開放制重要性というのは私ども十分認識した上で今回の提案をさせていただいているわけでございます。

町村信孝

1998-04-14 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第14号

開放制は、確かに戦前のクローズドな、閉鎖的なものに対する反省から出てきたという歴史的な経緯を持っていることは一つ事実でございます。しかし、今日的お開放制の意義を考えていった場合に、かなりオープンな教員養成の場から多様な人材教育の世界にインバイトする、そういう仕掛けとしてやはり開放制は堅持していくべきだと、私はそういうふうに考えております。  

高倉翔